NECが子会社「ビッグローブ」を投資ファンド売却へ[2014/01/21 14:00]

 「NEC」が、子会社でインターネット接続サービスを行う「NECビッグローブ」を投資ファンドに売却する方向で調整していることが分かりました。

 ビッグローブは、2006年にNECのインターネット接続事業部門を分社化して設立されました。国内4位となる300万人の会員が登録しています。NECはここ数年、スマートフォンの普及によって新規の契約が伸び悩んでいることから、売却を検討していました。国内の投資ファンド「日本産業パートナーズ」に売却する方向で調整していて、NECは、通信インフラ事業など企業向けの事業に経営資源を集中させます。「ソネット」や「ニフティ」なども苦戦が続くことから、業界再編の動きに広がる可能性もあります。

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