「ルネサスエレクトロニクス」が従業員5400人削減へ[2014/01/22 13:38]

 経営再建中の半導体大手「ルネサスエレクトロニクス」が、2015年度末までに国内の従業員5400人を人員削減する方針であることが分かりました。

 ルネサスは、半導体の採算が悪化したことから経営不振となり、工場の閉鎖に加え、これまで人員削減を3回行うなど構造改革を進めています。去年、政府系ファンドの「産業革新機構」と「トヨタ自動車」など8社から総額1500億円の出資を受けましたが、その後も業績が回復しないことから、新たに2015年度末までに国内で5400人の人員削減に踏み切るということです。これは、約2万人の国内従業員の25%に相当する人数で、2012年10月に実施した約7500人の削減に次ぐ規模となります。

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