日米首脳会談でのTPP“大筋合意”困難か 折衝続く[2014/04/22 11:50]

 日米首脳会談を24日に控え、TPP=環太平洋経済連携協定の交渉は最終調整に入っていますが、首脳会談で大筋合意するのは困難という見方が強まっています。

 甘利TPP担当大臣:「大筋合意というのは農産品5品目、自動車でもめているが、それらの見通しが立つということ。まだ、私自身はかなりの距離感を感じている」
 甘利大臣は、農産品の関税などで日米の間にまだ相当な距離があることを明らかにしました。このため、日米両政府は、22日も外務省で実務者協議を続けていますが、オバマ大統領が来日する23日の夜には閣僚級協議も開く方向で、首脳会談直前まで、ぎりぎりの折衝が続きそうです。

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