10年物国債の利回り一時0.53% 1年3カ月ぶり低水準[2014/07/11 16:37]

 長期金利の指標とされる新規発行10年物国債の利回りが一時、0.53%まで下がり、1年3カ月ぶりの低い水準となりました。

 東京株式市場で平均株価が5日連続で下落する一方、債券市場では安全な資産とされる日本国債が買われました。このため、国債の価格が上昇し、10年物国債の利回りは一時、0.53%と去年4月以来、1年3カ月ぶりの水準に低下しました。ポルトガルの大手銀行に対する不安が広がり、世界的にリスクを避ける動きが強まったことも日本国債買いにつながったとみられます。

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