外国人客呼び込め 首都圏アウトレット相次ぎ増店へ[2014/07/17 11:54]

 首都圏のアウトレットモールが、さらに外国人客を呼び込もうと相次いで店舗を増やします。成田空港に近い千葉県の酒々井と幕張は、来年にそれぞれ約70店舗と30店舗の出店を計画しています。そして、羽田に近い木更津は17日から73店舗増えて、国内のアウトレットで最多の248店舗になりました。

 「三井アウトレットパーク木更津」では、5カ国語表示のほか、免税店を増やしたり、中国語のガイドを常駐させるなど急増する外国人客への対応を強化しました。また、ファッション関連だけでなく、釣り具店やゴルフショップなどを誘致、家族で一日楽しめる施設として、年間800万人の来場を見込んでいます。
 男性客:「釣り(具)の方も見てみたい」
 屋根には、国内の商業施設で最大級の1100kWの太陽光発電を設置し、環境に配慮したメガソーラー付きのアウトレットとしても注目されています。国内のアウトレット同士の競争が激しくなるなか、今後はいかに幅広い客層を集客できるかどうか、これが生き残りのポイントです。

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