タカラトミー 不適切会計処理で赤字転落[2014/08/08 20:25]

 大手玩具メーカーの「タカラトミー」は、子会社の不適切な会計処理などの損失によって、今年度の最終損益を10億円の黒字から3億円の赤字に下方修正しました。

 タカラトミー・富山幹太郎社長:「タカラトミーグループに信頼を寄せている多くの方々を裏切り、心よりおわび申し上げます」
 タカラトミーは、子会社であるタカラトミーエンタメディアが実態のない不適切な会計処理を行っていたことや、アメリカでの訴訟の和解金の支払いなどで13億円の損失を出しました。このため、2014年度通期の最終損益は、これまで発表していた10億円の黒字から3億円の赤字に転落する見通しです。経営責任を明確にするため、富山社長と役員3人を3カ月間の減給処分とします。

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