フォルクスワーゲン、初の電気自動車を日本発売へ[2014/10/14 17:28]

　フォルクスワーゲングループジャパンは、2つのモデルの電気自動車を来年、日本に投入すると発表しました。

　日本で発売するのは、「up！」と「ゴルフ」の既存モデルをそれぞれ電動化した「e−up！」と「e−Golf」です。フォルクスワーゲンの電気自動車として初の量産モデルとなる「e−up！」は、日本の急速充電規格に対応させ、フル充電で約185kmの走行が可能だということです。価格は366万9000円（税込み）で、来年2月から受注を開始する予定です。一方、「e−Golf」はフル充電で215kmの走行が可能で、来年半ばに発売する予定ですが、価格は未定です。いずれも走行距離を伸ばすエコ走行モードにより、アクセルの反応やエアコンの効きを自動調整する機能を搭載しました。フォルクスワーゲングループジャパンの庄司社長は会見で、「一目で電気自動車と分かる専用デザインにせず、車を選ぶ際の選択肢の一つとして提供する」としています。