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TPP(環太平洋経済連携協定)を巡り、農産品などの関税を話し合う日米の事務レベル協議が15日まで行われ、日米ともに「着実な進展があった」と成果を強調したものの、難しい課題が残されていることを明らかにしました。
TPP・大江首席交渉官代理:「着実な成果はあったが、一番難しいところが残っている」
日米協議を巡っては、先月の閣僚協議が物別れに終わり、一時中断していました。しかし、TPPを主導する日米の協調体制が崩れれば、交渉全体の年内合意は厳しい状況に陥ることから、詰めの協議を再開しました。焦点は、牛肉や豚肉の輸入が急増した場合のセーフガード(緊急輸入制限)で、4日間の交渉を終えた大江代理は、前進があったとしながらも隔たりはまだ大きいという認識を明らかにしました。一方、アメリカの通商代表部・カトラー次席代表代行も「大きな進展はあったが、残された課題は厳しい」と歩調を合わせました。日米事務レベル協議は、オーストラリアで開かれる12カ国の閣僚会合に合わせ、来週も行われる見通しです。
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