横浜銀行と東日本銀行　経営統合の協議で合意[2014/11/14 18:47]

　首都圏を拠点とする横浜銀行と東日本銀行は14日、2016年の経営統合に向けて、今後、協議を進めることで合意したと正式に発表しました。

　横浜銀行・寺澤辰麿頭取：「経営状態が良い時に将来の経営を考えるということが重要」
　東日本銀行・石井道遠頭取：「金融庁から何か言われて、私どもが協議をしたということでは全くない」
　横浜銀行と東日本銀行は2016年4月に、株式移転方式による持ち株会社を設立して経営統合する方針で、来年9月の最終合意を目指し、今後、協議を進めるとしています。持ち株会社の本店は東京都に置き、それぞれの独自性を生かしながら補完関係を強化していくとしています。今年9月末時点の両行の総資産額は合算で15兆7000億円となり、ふくおかフィナンシャルグループを超えて地銀グループのトップに立つ見通しです。