「特許権は会社のもの」に変更 特許法改正へ[2014/11/19 21:24]

 特許庁は、仕事での発明による特許について、原則として社員のものから会社のものに変更する特許法改正案を取りまとめました。

 特許庁は、19日の有識者会議で、現在は社員に帰属している特許権を会社の帰属に見直す改正案を提示し、おおむね了承されました。法改正によって、企業は複雑化する知的財産権を一括管理するとともに、社員に発明に見合う現金支給や昇進などの報酬規程を策定し、訴訟のリスクを減らします。発明に関する規程を定めることが難しい中小企業や、特許権を研究者個人に与えることを希望する研究機関などは、例外扱いとして帰属先を選択できる仕組みにします。来年の通常国会に特許法改正案を提出し、特許庁は、企業と社員が一体感を持って技術革新を推進する環境を整備したいとしています。