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石油価格の急落で、ロシアなど新興国の通貨が軒並み下落するなど世界の金融市場の混乱が続くなか、円相場は激しい値動きとなっています。
(経済部・新谷時子記者報告)
ロシアの異例の緊急利上げでも通貨であるルーブルの下落には歯止めが掛からず、世界経済への懸念はますます強まっています。ルーブルは16日も、対ドルで一時、25%下落しました。また、資源国やアジアの新興国の通貨も相次いで対ドルで下落しています。ただ、リスクを回避する動きから安全資産とされる円は買われて、16日、1ドル=115台まで急伸し、1日で2円以上、円高に振れるなど激しい値動きとなりました。現在は116円台後半まで戻しています。一方、株式市場は、ニューヨークが1か月半ぶりの安値を付けた流れを受け、東京市場も続落して始まりました。ただ、若干、円安に戻していることや、16日まで大幅に続落した割安感から買いが広がり、上げ幅は100円前後となっています。東京の株式市場は一服感があるものの、世界的な金融不安の出口はまだ見えない状況です。
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