日韓関係が影響も… 水産物輸入禁止で韓国調査団[2014/12/19 11:58]

 日本の水産物の輸入禁止を見直すかどうか検討するために来日した韓国の調査団が、福島第一原発など5日間の視察日程を終えて19日に帰国します。

 調査団は、水産物などの輸出時に行う放射性物質の検査の機器を見学しました。今週、福島第一原発を訪れ、汚染水の貯蔵タンクなどを確認しました。さらに、千葉県の漁港なども視察し、現場の関係者と意見交換をしました。参加した人は拍子抜けするほど厳しい意見は出なかったと話すほか、日本政府の関係者も徹底した安全管理を見せることができたと強い自信を見せています。
 水産庁加工流通課・杉中淳課長:「日本の水産物の安全性、輸出の安全確認については強い自信を持っているので、当然、調査が終わった後も韓国側と交渉を続けていきたい」
 8県のすべての水産物の輸入規制をしている韓国の調査団は来月に青森県や岩手県を視察し、報告書をまとめます。しかし、ぎくしゃくしている日韓関係に大きく左右されるため、規制の緩和につながるかどうか見通せない状況です。