タカタ 社長を降格させ、高田会長が社長を兼任へ[2014/12/24 22:39]

 エアバッグの不具合により、全世界で大量のリコールを引き起こした日本のメーカー「タカタ」。24日付でステファン・ストッカー社長を降格させ、創業者一族出身の高田重久会長が社長を兼任する人事を発表した。この人事で、エアバッグのリコール対応を全社的に一元化するとともに、意思決定のスピードを上げるとしている。また、リコール問題に伴い、今年度の中間決算で大幅な赤字を計上し、配当を見送った責任を取り、役員報酬を一部、返上することも決めた。高田会長兼社長は、月額報酬の50%を4カ月間返上するとしている。

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