自民党税調で激論 ゴルフ場利用税は「存続」[2014/12/28 05:52]

 自民党の税制調査会は27日、来年度の税制改正ですべての要望項目の審議を終え、廃止論もあったゴルフ場利用税の存続が決まりました。

 自民党税調は、約400項目の要望を審議し、ゴルフ場の利用税について、2年後のオリンピックから正式種目になることを理由に廃止を求める意見が出て激しく対立しました。しかし、最終的には、「地方自治体の重要財源だ」として存続が決まりました。ただ、自民党税調の額賀税調小委員長は、「東京オリンピックの開催はまだ先だから」と発言し、近い将来の廃止に含みを持たせました。麻生財務大臣も、支持する考えを示しました。
 麻生財務大臣:「オリンピックの種目になるようなスポーツに税金掛けてるのがおかしいんだけど」
 ゴルフ場利用税を巡る議論は来年以降、活発化しそうです。

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