政府予算案の編成を巡り 与党、政府との交渉本格化[2015/01/07 17:59]

 来年度の政府予算案の編成を巡り、与党では要求金額の獲得を目指し、政府との交渉が本格化しています。

 防衛予算では、周辺海域などを警戒する哨戒機「P−1」を20機購入する費用、3780億円の要求額について、中谷防衛大臣が11日に麻生財務大臣と折衝して最終決定します。来年度予算は一般会計で過去最高の96兆円余りに膨らむ一方、税収増が見込まれるため、新規国債の発行額は今年度より約5兆円少ない36兆円台に減る見通しです。社会保障費も初めて31兆円台に乗せますが、介護報酬の引き下げを求める財務省に対して自民党は猛反発していて、8日に関係議員らが麻生大臣に申し入れするなど交渉は長引きそうです。

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