阪神・淡路大震災を教訓に 丸の内で本格防災訓練[2015/01/15 15:00]

 20年前の阪神・淡路大震災を教訓に、一般の人たちが消火活動などにあたる実践的な防災訓練が東京・丸の内で行われました。

 1995年の阪神・淡路大震災では、広い範囲で火災が発生し、消防隊や警察など行政機関の人員が不足しました。これを教訓に、このビルや地域の従業員らで構成される自衛の消防組織が中心になって消火や救出作業などの訓練が行われました。去年秋に閉館したビルを活用することで、実際に火や白煙を発生させ、建物内の火災を再現しました。主催した三菱地所は、「より実践的な訓練を行うことで、災害に強い街作りを目指したい」としています。

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