ウソ表示 中古二輪車の走行距離 5万4千kmが12kmに[2015/02/16 16:34]

 中古車情報誌に掲載された二輪車の情報で事実と異なる表示をしていた業者に対し、消費者庁が景品表示法違反で再発防止策などを講じるよう措置命令を行いました。

 処分されたのは、「アトム商会」(東京・足立区)、「インテーク」(世田谷区)、「クラッチ」(足立区)の3社です。消費者庁によりますと、3社は中古車情報誌やウェブサイトに販売する自動二輪車を掲載する際、走行距離の項目で実際に走った距離よりも少ない表示をしていました。なかには、5万4372km走っているのに12kmと表示した悪質なケースもありました。事実と違う表示は、3社合わせて34台あったということです。こうした表示が景品表示法に違反するとして、消費者庁は3社に対し、違反したことを公表することや再発防止策などを求める措置命令を行いました。

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