高齢者向けの電話機2万台に“電源”の製造不良[2015/02/24 18:32]

 NTT東日本とNTT西日本が扱う高齢者向けの固定電話に、発熱して電源が入らなくなる不具合があることが分かりました。

 NTT東日本とNTT西日本によりますと、2011年から提供している高齢者や身体障害者向けの電話機約2万台で電源アダプターの製造不良がありました。電源アダプターと電話機本体の接続部分が発熱して断線するなどして、電話機の電源が入らなくなる事象が発生しているということです。これまでに全国で4件の申告がありました。燃えにくい素材のため、発火ややけどの心配はないとしていますが、対象機器の利用者には順次、電源アダプターを無償で交換します。対象は、福祉電話機「シルバーホン・ふれあいSll」、福祉電話機「シルバーホン・ひびきSll」、高齢者向け電話機「ハウディ優V」の3機種です。

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