ファミマとサークルKサンクス統合協議で業界再編へ[2015/03/10 18:39]

 コンビニ3位のファミリーマートと4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスが経営統合に向けて協議を始めることを正式に発表しました。

 ファミリーマート・中山勇社長:「必ずや消費者の皆様の利便性が高まり、この経営をして良かったと皆さんに言って頂けるものができると確信をしております」
 両社は、来年9月の経営統合を目指します。ファミリーマートがユニーグループ・ホールディングスを吸収合併する形で、今年8月に基本合意する予定です。コンビニ事業については、ファミリーマートとサークルKサンクスが統合し、ブランドを一本化する方向で調整します。統合により、両社の国内のコンビニの店舗数は約1万7600店になり、セブン−イレブンを抜き、業界1位となります。また、売上高は2兆6725億円と、2位のローソンを上回ることになります。一方で、ブランドの一本化には、フランチャイズオーナーの理解やポイント制度の移行など課題も残っています。

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