ファミマ&ユニー統合「無関心」とセブン&アイ会長[2015/03/19 15:00]

 コンビニエンスストアのサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループホールディングスとファミリーマートが統合に向けた交渉を開始したことについて、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長は「単純に合併しても効果はない」との考えを示しました。

 セブン&アイ・ホールディングス、鈴木敏文会長:「こういう言い方をすると不遜な言い方に聞こえるかもしれないが、今回の件についてはほとんど無関心というのが正直なところだ」
 セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン−イレブンは現在、コンビニ業界で売り上げ、店舗数ともにトップですが、ファミリーマートとサークルKサンクスが統合すれば、店舗数ではセブン−イレブンを超える見通しです。これについて鈴木会長は「コンビニは、本部よりもフランチャイズ店のオーナーの意識が非常に重要だ」としたうえで、「単純に合併しても効果が見いだせないのではないか」と述べ、統合の効果に疑問を呈しました。

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