“再生エネ”急増で…家計に上乗せ、年額5688円↑[2015/03/20 11:53]

 原油安にもかかわらず、電気料金が値上げされます。太陽光などの再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まった3年前の夏は、一般家庭で一月6910円のうちの66円が「再生エネルギー」向けに上乗せされていましたが、その後、高い値段で契約した発電が次々に始まり、去年5月は一月8058円のうちの225円が、今年5月からは倍増の474円となります。

 (経済部・内田栄一記者報告)
 一面に広がる太陽光パネル、こうした再生可能エネルギーの発電が急激に増えたことが家計に重くのしかかってくる原因となっています。固定価格買い取り制度で、電気代に上乗せされる額は5月から標準家庭で月474円、年間で5688円と2014年度の倍以上に増えます。これは、政府が再生可能エネルギーの導入を促すため、当初、1kWhあたりの買い取り価格を42円や38円などと高く設定しましたが、その契約分の運転が次々と始まったことが主な要因です。今後、高い契約分の発電が増えるため、家庭の負担もさらに増える見通しです。クリーンエネルギーを普及させるためには、増え続ける負担を利用者がどこまで我慢できるかがカギとなります。