過去最高益のトヨタ 次はマツダと環境技術で提携へ[2015/05/09 17:48]

 8日、初の2兆円台と過去最高益を出したトヨタ自動車は、マツダと莫大(ばくだい)な投資が掛かる環境分野で技術協力の検討に入りました。

 関係者によりますと、トヨタは、開発に力を注ぐ水素を燃料に発電して走る燃料電池車や家庭用の電源で充電できるプラグインハイブリッドなどの技術を提供し、マツダも、独自に開発した燃費性能を誇るディーゼルエンジンなどの技術を提供する検討に入りました。トヨタは2010年にハイブリッドの技術をマツダに提供することで合意していますが、その枠組みを拡大します。世界的に厳しさを増す環境基準への対応には莫大な投資が掛かるため、提携によってコスト削減を目指すということです。

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