日本生命7月から保険料値上げ 金利低下長期化で[2015/06/09 15:58]

 生命保険最大手の日本生命保険は、一時払い終身保険の保険料を来月1日の契約分から値上げすると発表しました。

 日本生命がこの商品を値上げするのは、2013年4月以来、3回目となります。今回、予定利率を現行の年率0.85%から0.75%に引き下げることで、契約時の年齢が50歳で死亡時に受け取れる保険金額が500万円の場合、保険料は男性が11万9450円値上がり437万450円、女性が13万8050円上がって424万1150円となります。一時払い終身保険は、契約時に保険料を一括で払い込む必要がありますが、普通預金や定期預金などよりも利回りが高い場合が多く、貯蓄性商品として低金利が続くなかで契約者を伸ばしています。一方で、日銀の大規模な金融緩和から長期金利の低下が長引き、生命保険各社で運用利回りの確保が難しくなっていて、値上げが続いています。そうしたなか、金融庁が4月に責任準備金を積み立てるための標準利率を0.75%に引き下げることを発表したため、日本生命では値上げに踏み切りましたが、今後、生命保険各社でさらなる値上げの動きが予想されます。