ボーナス「増えた」人は2割 アベノミクス効果は?[2015/07/03 15:20]

 夏のボーナスには、アベノミクスの効果がまだ、あらわれていないという結果となりました。

 日本生命が発表した「夏のボーナス」に関するアンケートによりますと、平均の支給額は59.4万円(前年比0.1%増)と、去年に比べてわずかに増加しました。ボーナスが「増えた」人は2割にとどまり、「変わらない」人が6割を超えました。「アベノミクスの効果を感じたか」という質問に「全く感じない」「あまり感じない」と答えた人が74%に上り、アベノミクスが広がりを見せていないことがうかがえます。ボーナスの使い道としては依然、預貯金(3割)が圧倒的に多くなっていますが、買い物や近場のレジャーが去年より増加していて、消費に明るさも見える結果となっています。調査は日本生命が6月に行ったもので、約1万5000人が回答しています。

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