大手銀行5グループで増益 海外融資の好調など[2015/07/31 20:57]

 大手銀行5グループの今年4月から6月までの決算が出そろいました。国内では貸し出しの利ざやが引き続き低迷しましたが、海外融資の好調や金融商品の販売手数料の増加などから純利益は各グループで増加しました。

 三菱UFJフィナンシャル・グループの第1四半期の決算は、海外の融資残高が初めて国内の企業向けを上回るなど大幅に伸び、純利益は前年より15.5%プラスの2777億円となりました。三井住友フィナンシャルグループは16.1%プラスの2678億円でした。証券売買が好調など2桁の増益となりました。みずほフィナンシャルグループは、株式の売却益などが利益を押し上げ、2.1%プラスの1580億円でした。また、りそなホールディングスは0.6%プラスの537億円、三井住友トラスト・ホールディングスは7.4%プラスの422億円でした。

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