スーパー売上、4カ月連続↑ 「消費回復に正念場」[2015/08/21 16:33]

 7月の全国のスーパーの売上高は、猛暑の影響で夏物衣料などが好調だったため4カ月連続のプラスとなりました。

 日本チェーンストア協会によりますと、7月の全国のスーパーの売上高は、前の年の同じ月に比べて1.9%プラスの1兆1150億円でした。春先の天候不順以降、農産物の価格が割高だったことや猛暑で夏物の日用雑貨や衣料品が好調だったことが影響しました。売上高が4カ月連続で前年同月を上回ったのは、消費増税前の2013年8月から11月以来です。ただ、チェーンストア協会では、消費が回復している確信は得られていないと慎重な見方を示しました。
 日本チェーンストア協会・井上淳専務理事:「消費は好調さと不安定さが同居していて、消費回復の定着に向けての正念場を迎えている」

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