JXが東燃ゼネラルとの経営統合を検討 再編が加速[2015/11/16 11:55]

 石油元売り国内トップのJXホールディングスが、国内3位の東燃ゼネラル石油との経営統合を検討していることが分かりました。

 国内のガソリン需要は、省エネなどの影響で縮小し続ける状況です。そのなかでガソリンスタンド「エネオス」を展開するJXホールディングスは、業界3位で「エッソ」や「モービル」などを展開する東燃ゼネラル石油との経営統合で経営効率化と収益の強化を目指したい考えです。統合が実現すれば、ガソリンなど石油製品の販売シェアで約5割を占めることになります。石油元売り業界では、2位の出光興産と5位の昭和シェル石油が2016年度下半期に統合することで基本合意するなど、再編に向けた動きが加速しています。

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