KDDIとソフトバンク、動画多用の若者向け学割プラン[2016/01/12 19:30]

　KDDIとソフトバンクは、動画の視聴などでデータ使用量の多い若者をターゲットにした春商戦向けの学割プランを相次いで発表しました。

　KDDIが14日からスタートする学割プランは、25歳以下で5ギガバイト以上のデータ定額プランを新規で契約した利用者を対象に、26歳になるまで毎月5ギガバイトのデータ容量を無償で増量するというものです。さらに、毎月のデータ定額料金から最大1年間1000円を割り引きます。すでに加入している25歳以下の利用者でも機種変更で同様の特典を受けられます。また、ソフトバンクも15日から学割キャンペーンを始めます。指定の料金プランを新規で契約した25歳以下の利用者は、3年間、データ容量を毎月6ギガバイト無償で増量する特典か、基本使用料を無料とする特典などを選択できます。いずれも若者の多くが動画の視聴などの目的でデータ容量を必要としていることに着目したとしています。
　一方で、政府がデータ使用量の少ない利用者向けの料金プランを提供するよう要請したことを受け、ソフトバンクはすでに割安のプランを発表しています。