公務員宿舎の約5000カ所を閉鎖 削減計画の9割超[2016/02/10 23:20]

 財務省は、全国で廃止が決定している約5000カ所の国家公務員宿舎の閉鎖がほぼ完了したと公表しました。

 2011年に始まった国家公務員宿舎の削減計画は、全国に1万余りある宿舎のうち5000カ所を5年間で減らす計画です。10日に開かれた審議会で、財務省が報告した去年9月時点の集計では、約96%に相当する4848カ所の宿舎を閉鎖したということです。このうち跡地の売却総額は1794億円で、解体費などを除いた845億円を東日本大震災の被災地の復興財源に充てます。

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