築63年!日本最古の分譲マンション、解体を前に公開[2016/02/17 11:58]

 東京・渋谷にある築63年で日本最古の分譲マンションが解体を前に公開されました。建て替えまでに25年の年月を要しました。

 (経済部・国吉伸洋記者報告)
 東京で2番目にできたエレベーターには、かつてエレベーターガールが乗っていたそうです。その横には、1階のポストに直結している郵便差し入れ口があり、かつての面影を残しています。日本最古のマンションとされる「宮益坂ビルディング」は地上11階建てで、かつて高級住宅として注目されました。来月にも解体工事が始まり、15階建てのマンションに生まれ変わりますが、渋谷駅前という立地に恵まれながら、計画から建て替えまでに25年掛かりました。
 宮益坂ビルディング、マンション建替組合理事・関根きみさん:「年を召した方が多かったので、なかなか(建て替えを)理解して頂くのが難しかった」
 建て替えには所有者の8割以上の同意が必要ですが、高齢化した所有者と実際に住んでいる人が異なる部屋が多く、調整が難航しました。資産価値が高いマンションですら建て替えが進まない今の状況を象徴しています。