みずほ銀行は22日から住宅ローンと普通預金の金利を引き下げると発表しました。
このうち、住宅ローン金利は固定金利型を対象に引き下げます。主力の固定期間10年の最優遇金利は、今月はすでに年1.05%の過去最低水準の金利を提示していましたが、さらに0.15%引き下げて年0.90%にします。一方で、普通預金の金利は年0.020%から過去最低(2002年8月から2006年7月まで)と並ぶ0.001%に引き下げます。見直しは2010年9月以来、5年5カ月ぶりとなります。大手行では三井住友銀行やりそな銀行が今月、住宅ローンと普通預金の金利を引き下げています。また、グループのみずほ信託銀行も26日から年0.020%を過去最低と並ぶ0.001%に引き下げます。日銀が「マイナス金利」の導入を発表後、市場金利が低下したことなどを踏まえた対応としています。
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