1月の有効求人倍率は1.28倍 24年ぶり高水準[2016/03/01 14:55]

 今年1月の有効求人倍率は1.28倍で、24年1カ月ぶりの高水準となりました。

 厚生労働省によりますと、1月の有効求人倍率は前の月より0.01ポイント増えて1.28倍となりました。12カ月連続の上昇で、1991年12月以来、24年1カ月ぶりの高水準です。都道府県別では東京が最も高くて1.88倍、沖縄が最も低くて0.90倍となっています。産業別では外国人観光客の増加を受け、宿泊・飲食サービス業で引き続き求人が増えています。職業別で見ると、保育士は2.44倍と人手不足が顕著です。塩崎厚生労働大臣は「待機児童の解消に向けて人材の確保が極めて重要。保育士の就業継続支援や再就職支援などに取り組んでいく」としています。

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