政府「経営自由化」を提言 生乳の流通制度改革へ[2016/03/25 00:05]

 政府の規制改革会議は牛から搾った生乳の流通の仕組みについて、50年間続く「指定団体制度」の廃止を提言する方針を固めました。

 生乳は97%を「指定団体」と呼ばれる行政に指定された団体が管理しています。酪農家は指定団体に生乳を出荷しなければ補助金を受け取れない仕組みとなっていて、生産者からは「指定団体制度のもとでしか補助金が出ないのはおかしい」などの批判が上がっていました。こうしたことから、規制改革会議は、経営の自由度を高め、意欲ある農家を後押しするためとして、来週にも指定団体制度の廃止を求める提言をまとめます。一方、農林水産省や農業関係の議員などは「酪農家単位では乳業メーカーとの価格交渉が不利になるため、制度は必要だ」と主張していて、強い反発が予想されます。