東芝・富士通・VAIOの交渉難航　PC事業統合白紙か[2016/04/15 13:14]

　東芝と富士通、VAIOはパソコン事業の統合を軸に検討を進めてきましたが、交渉が難航していることが分かりました。

　東芝と富士通、ソニーのパソコン事業を分離して設立されたVAIOの3社は、パソコン事業の統合に向けて交渉を続けていました。しかし、関係者によりますと、交渉は難航しているということです。経営再建中の東芝の室町正志社長は「2016年度の第1四半期までには何とか決着をつけたい」とコメントしていました。東芝と富士通はそれぞれ、パソコン事業について様々な検討をしているとしたうえで、「決定しているものはありません」とするコメントを発表しました。