“1億総活躍”成功で、GDP20兆円押し上げ試算[2016/04/18 20:30]

 内閣府は、経済財政諮問会議で、1億総活躍社会の実現に向けた取り組みによって、2025年度のGDP(国内総生産)で個人消費を20兆円以上押し上げるとする試算を公表しました。

 安倍総理大臣:「日本1億総活躍プランに結婚・出産・子育て支援についての大胆かつ総合的な政策パッケージをしっかり盛り込んで頂きたい」
 内閣府が諮問会議で公表した試算では、子育てや介護支援などの政策パッケージ「1億総活躍プラン」が成功した場合、2020年度に13.7兆円、2025年度に20.4兆円、個人消費を押し上げるとしています。財源については、民間議員が「アベノミクスの成果を税収の『底上げ』として少子化対策に充てるべき」と提言しました。しかし、麻生財務大臣は「安定財源といえるか疑問だ」と指摘し、慎重な見方を示しました。

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