3月の全国百貨店の売上高、前年割れに 2カ月ぶり[2016/04/19 16:02]

 3月の全国百貨店の売上高は、主力の春物衣料の販売が伸び悩んだことが影響し、2カ月ぶりの前年割れとなりました。

 日本百貨店協会によりますと、3月の全国の百貨店の売上高は、前の年の同じ時期に比べて2.9%マイナスの5277億円でした。主力の衣料品の販売が不振だったことが要因です。全国的に天候の変動が激しく、気温が上がったり下がったりを繰り返したことが影響し、スーツやスプリングコートなどの春物衣料が伸び悩みました。また、急激な円高や株価の低迷を受け、消費マインドが冷え込んでいるという見方も示しました。

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