経済

2016年5月9日 21:06

三菱重工業2015年度決算発表 純利益42%減に

2016年5月9日 21:06

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 三菱重工業の2015年度の決算は、大型客船の建造が遅れたことなどの影響で純利益が前の年度よりも4割以上減少しました。

 三菱重工業の2015年度の売上高は、製鉄機械の事業統合などにより初めて4兆円を超えました。営業利益も民間航空機向けの部品が好調だったことや円安の影響で過去最高の3095億円でした。しかし、アメリカの客船事業大手から受注した大型客船の建造遅れなどにより、純利益は前の年度よりも42%マイナスの638億円になりました。一方、燃費不正問題が発覚して業績の悪化が予想される三菱自動車の支援について、宮永俊一社長は「第三者委員会の結果を待たざるを得ない」と述べるにとどまりました。

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