サントリー、ファーストキッチンを売却 市場激化で[2016/05/23 15:36]

 サントリーホールディングスが、ハンバーガー店を運営する「ファーストキッチン」を同業のウェンディーズ・ジャパンに売却することが分かりました。

 サントリーホールディングスは、ハンバーガー店運営の「ファーストキッチン」の全株式を、アメリカのハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」の日本法人に売却することで大筋合意しました。売却額は非公表としていますが、数十億円とみられます。サントリーは、国内のファストフード市場の競争が激しいため株式を売却し、主力の酒類事業を強化したい考えです。ファーストキッチンは1977年にサントリーが創業し、現在、全国で135店舗展開し、去年の売上高は87億円でした。

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