燃費不正でスズキ人事発表 鈴木修会長辞任せず[2016/06/09 05:56]

 自動車の燃費データを不正な方法で測定していたスズキは、鈴木修会長が一部の役職を外れるとともに、担当副社長を退任させて問題の責任を取る人事を発表しました。

 スズキ・鈴木修会長:「最高責任者として先頭に立つのは新しい人にやって頂きながら、私も反省を込めながら補佐していく」
 鈴木氏は、兼務していたCEO(最高経営責任者)の職から外れ、会長は続けます。また、技術担当の副社長がすべての役職を解かれて退任するほか、役員29人は報酬を最高で40%減らします。合わせて技術者に法令に関する研修を受けさせたり、走行抵抗の測定手続きやチェック体制の強化など7つの対策を発表しました。

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