マクドナルド 上半期の最終損益が2年ぶりに黒字に[2016/08/09 20:04]

 相次ぐ異物混入問題などで業績が低迷していた日本マクドナルドホールディングスの今年上半期の最終損益が2年ぶりに黒字となりました。

 日本マクドナルドホールディングスの今年1月から6月までの売上高は、前の年の同じ時期に比べて23%プラスの1048億円でした。最終利益は1億5800万円で、2014年の上半期以来、2年ぶりの黒字です。日本マクドナルドは、中国の食品会社による期限切れ鶏肉の使用問題や相次ぐ異物混入問題で業績の低迷が続いていました。戦略的閉店や店舗改装などを進めたほか、期間限定の高価格商品の販売好調などで来店客数が増え、黒字に転換しました。また、先月下旬からは、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」と連携したサービスを全店舗で開始しました。カサノバ社長は、ゲームを目的とした来店客が増えているとしたものの、下半期の業績については時期尚早として言及を避けました。

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