米AIG、国内の生保事業から撤退へ 損保事業に集中[2016/11/15 19:40]

 アメリカの保険大手「AIG」は、日本で生保事業を手掛けるAIG富士生命をアジアを拠点とする投資会社に売却すると発表しました。この結果、AIGは国内の生保事業から撤退する形となります。

 AIGは、傘下のAIG富士生命のすべての株式をアジアを拠点とする投資会社「パシフィック・センチュリー・グループ」に売却することで合意しました。AIG富士生命が保有する主力のがん保険など100万件余りの契約はそのまま引き継がれます。今回の売却で、AIGは国内の生保事業から撤退し、今後は損保事業に経営資源を集中させることになります。

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