「薬価改定…2年ごとから毎年に、全品対象に」[2016/12/07 20:03]

 政府の経済財政諮問会議で、民間議員がすべての薬価の改定を現在の2年に一度ではなく、毎年、行うよう政府に求めました。

 安倍総理大臣:「民間議員からは、毎年の薬価調査と改訂等による市場実質価格の薬価への反映やイノベーションの推進といった考え方を基本方針に盛り込むべきという提案がありました」
 現在、薬価は2年に一度改定されていますが、高額な薬剤が医療保険財政を圧迫していると指摘されています。民間議員は、一部の高価な薬剤だけではなく、すべての薬剤を対象に毎年、薬価調査を行って価格改定すべきだという提言をまとめました。これを受けて安倍総理は、石原経済再生担当大臣や塩崎厚労大臣、麻生財務大臣、菅官房長官の4閣僚に対し、薬価制度の抜本的な見直しの基本方針を決定し、次回の経済財政諮問会議で報告するよう指示しました。

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