「増税の時期決めるな」ノーベル経済学賞教授が指摘[2017/01/30 11:56]

 安倍総理大臣の経済ブレーンに影響を与えているノーベル経済学賞を受賞したアメリカのクリストファー・シムズ教授が「消費税増税の時期を決めるべきではない」と指摘しました。

 シムズ教授は、デフレ脱却に対する日本銀行の金融緩和政策について「効果はわずかだった」と分析し、財政出動拡大の必要性を強調しました。そのうえで、「2%の物価上昇率目標を達成するまでは消費税増税の時期を決めるべきではない」と述べました。シムズ教授の理論は安倍総理の経済ブレーンも参考にしていて、今回の来日で安倍総理との会談も調整しているということです。

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