経産省の“鍵掛け対応”撤回せず 閣内からも注文[2017/02/28 17:25]

 執務室に鍵を掛けた経済産業省の対応に、様々な意見が出ています。

 世耕経産大臣:「(施錠を)撤回することは考えていない。情報セキュリティー管理は重要だ」
 経産省は、27日から情報管理強化のために始めたすべての部屋に鍵を掛けたほか、取材を受ける際は原則、書記係を同席させてメモを取らせるなどのルールを職員に通達しています。報道の制限につながるとの指摘に対し、世耕大臣は運用を撤回しない考えです。この対応について、山本農林水産大臣は「閉鎖社会を作るようなイメージであるならば検討を加える必要があるのでは」と注文しました。一方、経済界からも意見が出ています。
 経済同友会・小林代表幹事:「(経産省は)会議の2、3日前に意図的に情報を出し、むしろ劇的に国民に知らしめる技を使っていた部分もある。経産省で情報はしっかり出して頂きたい」

こちらも読まれています