日本郵政が400億円の赤字へ 豪子会社の業績悪化で[2017/04/26 05:53]

 日本郵政は今年3月期の決算で巨額の損失を計上し、400億円の最終赤字に転落する見通しを明らかにしました。

 日本郵政は2015年に6200億円で買収したオーストラリアの物流会社「トール社」の業績が悪化したため、約4000億円の損失を計上し、今年3月期の決算で400億円の最終赤字に転落する見通しを発表しました。赤字転落は民営化以来、初めてとなります。
 日本郵政・長門正貢社長:「(Q.海外子会社の買収というと、東芝の名前出るが?)(減損処理は)僕らが『嫌だ』と言っているのに『やるべきだ』と言われてやっているのではない。監査法人から特別なプレッシャーがあってやったのではない」
 今回の責任を取って日本郵政は、日本郵便も含めて全役員の報酬を5%から30%、6カ月にわたって返上する処分を発表しました。

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