「燃える氷」4年ぶり採取 商業化めざし検証[2017/05/05 00:05]

 「燃える氷」と呼ばれ、国産エネルギーとして将来の実用化が期待される「メタンハイドレート」を4年ぶりに取り出したと経済産業省は発表しました。

 メタンハイドレートは天然ガスの主成分であるメタンが水と結合し、シャーベット状になった物質で、燃える氷と呼ばれています。今回の採取は4年前にメタンハイドレートからガスを取り出す実験に世界で初めて成功したのと同じ愛知県の渥美半島沖で行われ、4日午前10時ごろにガスの取り出しを確認し、点火したということです。商業化の実現性を確認するため、長期間、取り出すなど技術的な課題を検証することにしています。

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