エアバッグの大量リコール問題を抱えて経営難に陥っているタカタの2017年3月期の決算は、3期連続の最終赤字になりました。
タカタが発表した去年4月から今年3月までの連結決算で、売上高は前の年の同じ時期に比べて7.7%減の6625億円でした。エアバッグのリコール関連費用を含む特別損失を約1330億円計上したことなどから、最終損益は796億円の赤字となりました。赤字は3期連続です。タカタのエアバッグを巡っては、日本やアメリカなどで少なくとも約7370万個がリコール対象になっていて、今後も約1100万個が追加される予定です。再建計画については、「協議中なので何とも言えない」としています。
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