日本郵政 初の赤字転落を陳謝 子会社の業績不振で[2017/06/22 11:53]

 日本郵政は22日に開いた株主総会で、民営化後、初の赤字に転落したことや野村不動産の買収を白紙に戻したことについて釈明しました。

 日本郵政の株主:「(野村不動産HDの買収は)あそこまで報道して白紙っていうのは甘い。やるならちゃんとやらないと」「トール社を買収するよりも不動産業務をまず先にやるべきだった」
 日本郵政は物流子会社の不振で、今年3月期は289億円の赤字となりました。総会では、長門社長が「心配をお掛けして誠に申し訳ない」と陳謝しました。また、野村不動産の買収を検討していましたが、買収金額が折り合わず、白紙になっています。株主からは「株価が下がり続けている。株価が上がる施策をお願いしたい」などと注文が相次ぎました。

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