“半導体事業”の売却 日米韓連合が東芝に新提案[2017/08/31 05:55]

 東芝の半導体子会社の売却を巡って、当初、優先交渉先とされていた「日米韓連合」が、アップルを加えた新たな提案をしていることが分かりました。

 東芝はこの数日間、アメリカのウエスタン・デジタルとの最終合意を目指して両社のトップで協議を進めてきました。しかし、関係者によりますと、当初、東芝が優先交渉先としていたアメリカの投資ファンドの「ベインキャピタル」と、韓国の半導体メーカー「SKハイニックス」が巻き返しを狙って、アップルと組んで2兆円を超える新たな提案をしているということです。東芝は31日、取締役会を開き、交渉を続けているアメリカのウエスタン・デジタルに独占交渉権を与えることを検討します。しかし、新たな提案が浮上したことで、結論が先送りされる可能性も出てきました。

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