「次期日銀総裁はミステリー」 浜田内閣官房参与[2017/11/29 17:08]

 安倍総理大臣の経済ブレーンでもある浜田宏一内閣官房参与がテレビ朝日の単独インタビューに答え、アベノミクスの5年間や今後の日銀総裁人事について語りました。

 浜田宏一内閣官房参与:「アベノミクスは成功した。しかし、物価がうまく上がっていないので、(一部の人は)『約束を間違ったからだめ』黒田総裁に対して言うわけですが、我々は国民生活が豊かになっていればいいのではないかと。(物価目標としての)1%、2%にこだわることもない」
 日銀の黒田総裁の任期は来年4月までとなっています。浜田氏は黒田総裁の続投の可能性に触れつつも、いずれ日銀出身者が総裁になるべきだと語りました。
 浜田宏一内閣官房参与:「(Q.黒田さんの続投も選択肢?)あると思います。お元気ですから。『あと5年間続けて』と安倍総理が頼むのか、もっと若い世代に移そうと思われるか、僕らにもまだミステリーなんです。優秀な人間をたくさん抱えている日本銀行の総裁が、いつも外から来る状態はあまり望ましいこととは思えない」

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